崖の上のポニョ:映画感想
崖の上のポニョ:映画感想
水の表現がきれい。特に物語終盤の海に沈んだ水の中を太古の生き物が泳いでいるシーンが好きです。一方、船の描き方の”適当さ”が絵本チックでしたねー。宮崎駿さんが描く乗り物はいつもリアルで精密だっただけに、いい意味で脱力しました。
宗介のカリアゲがなんとなく違和感。今までのジブリ作品にはあまりいないタイプの髪型かな。
嵐の波の上を走るポニョを見ていて、アラレちゃんを思い出しました。大きな力を持っていて、無邪気な笑顔でめちゃくちゃなことをする・・・そのあたりがアラレちゃんと似ているのかもしれませんね。
ラストのポニョ自ら飛び跳ねて宗介にキスをするシーンは、やらしさがなく、ポニョの無邪気な積極的さに楽しい気持ちで映画を終えることができました。