崖の上のポニョ:登場人物
※参考:THE ART OF Ponyo on the Cliff(ポニョ)
ポニョ
ポニョ(半漁人) 家族構成 父:フジモト 母:グランマンマーレ 子:ポニョと妹たち |
さかなの女の子、金魚姫。もと人間の魔法使い「フジモト」と海の女神「グランマンマーレ」の間にできた子どもで、たくさんの妹がいる。好奇心旺盛で過保護な父に反発し家を飛び出した。ハムが大好物。
宗介の血をなめてしまったことにより、フジモトから受け継いだ人間の遺伝子が覚醒し、手や足が生えて半漁人になってしまう。
宗介
宗介(5才) 家族構成 父:耕一 母:リサ 子:宗介 |
浜辺に打ち上げられたポニョを助けた、やさしくて素朴な5才の男の子。かりあげ頭が特徴的。「ひまわり園」という保育園に通っている。
ふてくされた母親をはげます大人びた一面も見せる。人を助ける勇気をもっている。簡単なモールス信号を扱うことができる。
リサ
リサ(25才) 家族構成 父:耕一 母:リサ 子:宗介 |
宗介の母親、25才。元気でやさしい活動的な女性で、高齢者デイケアサービスセンター「ひまわりの家」で働いている。「リサカー」と呼ばれる、紫色の軽自動車を愛用。
子どもの行動への理解も深く、宗介とポニョの二人をあたたかく見守っている。
宮崎駿さんは「世が世なら剣と魔法もののヒロインです」と称している。強くて芯の強い性格は、風の谷のナウシカの「クシャナ」に似ているかもしれない。
耕一
耕一(?才) 家族構成 父:耕一 母:リサ 子:宗介 |
宗介の父親で、小金井丸の船長。海に出ていることが多く、家にはほとんど帰ってこれない。
ジブリ作品によくでてくる、典型的な素朴でやさしいお父さん。
フジモト
フジモト(もと人間の魔法使い) 家族構成 父:フジモト 母:グランマンマーレ 子:ポニョと妹たち |
もと人間の魔法使いでポニョの父親。ふだんはクールな二枚目だが、実は落ち着きのない三枚目。人間が汚した海を豊かにするために、魔法の水「生命水」を使って生物を増やしている。人間が嫌い。
ウバザメ号に乗り、水魚を操る。地上を歩くときは、肌の乾燥を防ぐため海洋深層水を周囲に散布する。ポニョに「悪い魔法使い」と呼ばれるが、不器用だが実はとてもやさしい人。
昔は人間として『海底二万リーグ』に登場する潜水艦「ノーチラス号」の乗組員として働いていたそうだ。
グランマンマーレ
グランマンマーレ(海の女神) 家族構成 父:フジモト 母:グランマンマーレ 子:ポニョと妹たち |
海の女神で、ポニョや妹たちの母親。魔法で体の大きさを自由に変えることができ、広くてやさしい心の持ち主。
ポニョが穴をあけてしまって均衡がくずれた世界を救うために、ポニョが人間になることを提案し、身元を引き受ける宗介に試練を与えた。
ポニョの妹たち
ポニョの妹たち(半漁人) 家族構成 父:フジモト 母:グランマンマーレ 子:ポニョと妹たち |
お姉さんのポニョが大好きな妹たち。数がとても多く、ざっと100人くらいはいる。みんなで協力してポニョの家出を助けた。
映画の中盤では、あふれ出た「生命水」をあびて巨大な水魚に変身し、大波となって宗介のもとにポニョを運んだ。
みんな同じような顔だが、コピーやCGは一切使わず、全て手書きで描かれている。